現時点で26名の代表メンバーを選出した場合の編成は
――12月5日、来年の北中米ワールドカップの組み合わせ抽選が行われ、日本はF組で、オランダ、チュニジア、そして欧州のプレーオフB組勝者の3チームと対戦することが決まりました。W杯開幕まで、まだ半年ありますが、現時点で26名の代表メンバーを選ぶとすると、どんな編成になりますか。
城 GKの第1候補は今、怪我をしていますが、今年の活躍、チームの貢献度で言うと鈴木彩艶(パルマ)でしょう。身体能力の高さ、セービング能力など、飛び抜けた能力を持ち、森保さんの信頼も厚い。
第2GKですが、今季、鹿島で優勝し、MVPを獲得した早川が入るでしょう。ビルドアップの正確さに加え、あれだけのスーパーセーブを見せられると、使いたくなる。3月の親善試合で起用されるでしょうが、その時、どこまでDF陣と連携を深めていけるか。
3人目は、個人的には小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)を推したいのですが、ちょっと伸び悩んでいる。そうなると安定感がある大迫敬介(広島)が入ってくるのかなと思います。
――DF陣は、カタールW杯にならうと8名になりそうです。
城 今の代表は、3-4-2-1がメインシステムなので、センターバックが多めになりそうです。まず、板倉滉(アヤックス)は決まりでしょう。冨安と伊藤が不在の中、安定感抜群の守備を見せていたし、守備の軸になる選手。
鈴木淳之介も間違いなくメンバー入りしますね。今一番成長している選手ですし、今年6月に代表入りしてから欠かせない選手になりました。
今季の後半の試合で守備陣を支えた渡辺剛と、怪我から代表復帰を果たし、リーダーシップを執って最終ラインを統率したベテランの谷口も堅いと思います。4バックにした時、サイドバックとして起用できる菅原由勢(ブレーメン)も入るでしょう。
長友佑都の5大会連続のW杯出場可能性は
――ここまで5名になります。冨安、伊藤、町田浩樹(ホッフェンハイム)もいますし、長友佑都(FC東京)は5大会連続でのW杯出場の可能性があります。
城 これまで代表チームは、若い選手を連れて行き、次世代に繋ぐという取り組みをしていて、その観点からいえば高井幸大(トッテナム)がメンバー入りする可能性が高い。長友は、森保さんに「パフォーマンスが良くなければ代表入りはない」と厳しく言われていたので、来季のパフォーマンス次第かなと思います。ただ、チームマネジメントの観点からいうと役立つ選手なのでメンバー入りに優位なポジションにいると思います。
残りの1枠を怪我上がりの冨安、伊藤、そして瀬古歩夢(ル・アーブル)で争う感じになりますが、冨安は長い時間離脱していたのでパフォーマンスが戻るかどうか。伊藤は代表を離れている間、鈴木や渡辺といった似たタイプの選手が活躍したので、それで押し出される可能性が高い。4バックならいいけど、3バックではそこまでアドバンテージがないような気がします。
