ボランチとシャドーの編成を予想
――MFとFWは、激戦区です。メンバー枠を15名とし、ボランチ枠をカタールW杯と同じ4名にすると、残りは11名。攻撃的なポジションに質の高い選手が揃っていますが、連携を含めた周囲との組み合わせも考える必要があります。まず、ボランチの4名は、どういう編成になりますか。
城 キャプテンの遠藤航(リバプール)は外せないでしょう。佐野海舟も、今年6月に代表復帰してから今や欠かせないボランチになりました。たぶん、森保さんのなかでは遠藤と鎌田大地(クリスタルパレス)、佐野が第1候補になっていると思います。
そこに守田英正(スポルティング)と田中碧(リーズ)が争う感じですが、現時点では田中の方が良いパフォーマンスをしているので優勢です。ただ、鎌田はシャドーの役割も果たせるので、併用を考えると守田もメンバー入りするでしょう。藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)はパリ五輪の時はよかったけど、今は伸び悩んでいる感が大きいので、今回は難しいかなと思います。
――ワイドとシャドーについては、どうでしょうか。
城 右のワイドは堂安律(フランクフルト)と伊東純也(ヘンク)。左は、三笘薫(ブライトン)、中村敬斗(ランス)です。前回のカタールW杯の時は、左の三笘、右の伊東の両サイドが日本の武器でした。
でも、今の伊東は周囲と連携が取れるようになってきたけど、スピードは4年前ほどない。三笘も最近、調子が良くないし、一時期、“みとまっている”と言われた仕掛けやドリブルが影を潜めている。2人ともメンバー入りはすると思いますが、ちょっと心配ですね。
――三笘が不在の間、相馬勇紀(町田ゼルビア)や佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)が出てきました。
城 相馬は、何かやってくれる感じがあるし、E-1でも結果を出したので可能性はゼロではない。でも、左のワイドには前田大然(セルティック)もいるので、森保さんは難しい選択を迫られるでしょう。佐藤は、試合に出られるかどうかわからないけど、W杯を経験させておく意味で代表入りはなくはないですが、入れる余裕があるかというと厳しいです。
