皇室としては類例を見ない結婚
《本日、私たちの長女眞子は結婚いたしました。最初に結婚をすることについて公表して以降、私たちにとって予期していなかった出来事が起こりました。このことについて、私たちの周りからも種々の示唆をいただくとともに、心配する声や反対する声が寄せられました。また、皇室への影響も少なからずありました。ご迷惑をおかけした方々に誠に申し訳ない気持ちでおります。(略)今回、皇室としては類例を見ない結婚となりました。しかし、そのような中にあっても静かに見守って下さった方々、そして直接的・間接的に応援をして下さった方々に深く感謝申し上げます》
眞子さんたちは、2017年9月、婚約内定の記者会見を行った。幸せいっぱいの眞子さんだったが、その後、小室圭さんの母親の金銭トラブルが発覚し、二人の結婚も延期された。金銭トラブルは解決されないまま、結婚問題は迷走を続け、前述のように秋篠宮ご夫妻にまで、眞子さんたちの結婚を、《心配する声や反対する声が寄せられ》るまで、混迷を深めていく。
結婚が決まった直後の記者会見で、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」などと、述べた眞子さんだったが、そんな姉を、最後まで応援したのが佳子さまだった。
別邸への引っ越しで「親子不仲」説がささやかれたが…
2019年2月、秋篠宮邸の増改築等工事に伴い、ご一家は宮邸に隣接する、鉄筋コンクリート3階建ての御仮寓所に移り住んだ。工事が終わり、秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまは、新しい宮邸に戻ったが、現在に至るまで、佳子さまはそのまま別棟で暮らしている。
こうしたもろもろの経緯もあり、秋篠宮ご夫妻と佳子さまとの「親子不仲説」などが、週刊誌等で、あれやこれやと取りざたされたこともあった。しかし、ご一家と親しい関係者は、「佳子さまとご両親は、仕事の連絡や対面での相談などを頻繁に行っています。佳子さまとご家族はスープの冷めないほどよい距離に暮らしていて、仲が悪いことは決してありません」と、否定している。
