●“あえて”遅めに空港へ?
なお、国際線の場合、2時間以上前に空港に着く人も少なくないが、有人チェックインの場合、出発時刻が近づいたほうが長蛇の列がほどよくはけ、待ち時間が短くてすむ傾向がある。ピーク時は保安検査場も混むのでぎりぎりに行くことを推奨するわけではないが、よく行く空港でトータルの所要時間もある程度計算できる場合なら、あえて遅めに行くという選択肢があることを頭に入れておきたい(ただし、海外の空港で便を限定せずにチェックインを受け付けているカウンターがある。この場合、行列がはけることはないので注意が必要だ)。
●チェックインカウンター、空港に着いてから探さない!
空港は原則として横長の構造となっている。そのため、ターミナルで横への長い移動を強いられた経験はないだろうか。事前に自分がチェックインを行うカウンターの位置を知っていれば、その移動の手間を減らすことができる。たとえば以下のようなサイトでは、チェックインカウンターの具体的な位置を知ることができる。
成田・羽田・関西・中部空港のチェックインカウンターの位置
https://www.tokutenryoko.com/qa/4/24
●成田空港では右側に並べ?
空港で最も時間がかかるうえ、その所要時間が読みづらいのは、おそらく保安検査場での待ち時間だろう。だが、その待ち時間を少しでも減らすことができる裏技がある。大きな空港はたいていの場合、複数の保安検査場を有している。当然のことながらそれぞれで混雑状況は異なる。だが、その混雑状況について詳細な情報が明らかになっていることは一般にあまり知られていない。
たとえば成田空港第2ターミナルの場合、以下のサイトをチェックすれば、右側(南側)の方がおおむね空いているが、17時~19時に限っては左側(北側)のほうが空いていることが読みとれるのだ。
成田空港 保安検査場の運用時間と混雑時間帯について
https://www.narita-airport.jp/jp/security/congestion_time/