初の「NHK紅白歌合戦」を終えた直後、ちゃんみな(27)は自身のパフォーマンス映像を厳しい表情で確認していた。
「見終わると、にっこり。念願だった紅白の舞台で、自分がプロデュースするHANAと一緒に歌うことに強い責任感を背負っていたので安堵した部分もあったと思います」
そう振り返るのは、ちゃんみなの“育ての親”で所属事務所レインボーエンタテインメント社長の栗田秀一氏だ。
2017年、18歳でメジャーデビュー。
「20歳の時に制作したアルバム『Never Grow Up』は総再生数3億回超え。今やZ世代を代表するアーティストの一人です」(音楽ライター)
紅白では強烈なインパクトを残した。身体のラインが露わになったゴールドの衣装を身に纏い、男性ダンサーに抱えられながら、ラップを畳みかけ大胆な開脚ポーズをみせた。
所属事務所社長の栗田氏が演出意図をこう代弁する。
「『NG』のパフォーマンスに関しては、『私はこういうアーティストだ』という意思表示が込められていたのでは。この曲は容姿を否定された自身の経験が基になっていて、他者からの否定に明確なNOを突き付ける彼女の生き様が投影されているんです」
栗田氏は今回、ちゃんみなに唯一、“NG”を出していたことがあるという。
「昨年5月のミュージックアワードジャパンでは天井から吊るされたフープに跨り、『WORK OUT』のMVではスタントなしで飛行機から飛んじゃう。今回も、怖いから飛ぶのだけはやめてくれってお願いしました(笑)」
「NG」に続いて歌唱したのが「SAD SONG」。「NG」とは打って変わって、しゃがみこみ、切ないメロディを響かせた。
「彼女はルッキズムを跳ね返す強さがクローズアップされがちだけど、その対極の、『SAD SONG』のような心に傷を負った、弱い一面もある。10代の頃は、周囲に表現したいことを理解してもらえず、よく泣いていました」
ちゃんみなと初めて出会ったのは、約10年前、栃木県足利市のクラブだった。
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この続きは「週刊文春電子版」で配信中。栗田氏とちゃんみなの出会い、栗田氏が語る「ちゃんみなと同じ匂いがするアーティスト」、オーディション番組『No No Girls』の知られざる秘話、ちゃんみなと韓国人ラッパーの夫・ASH ISLANDの結婚生活、栗田氏からちゃんみなへの“仰天の提案”など、詳しく報じている。
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