映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(1月16日公開)の完成披露上映会が開催され、ダブル主演となった南沙良さん、出口夏希さんはじめ豪華キャスト陣が登壇。監督・脚本を務めた児山隆監督とともに、撮影時のエピソードや映画への思いを語った。
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「早く観てほしい気持ちと、ドキドキする気持ちと」
第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅さんの同名の小説が原作。第30回釜山国際映画祭(9月17日~26日)のVision部門に選出されたことでも話題の本作は、未来の見えない田舎町で暮らす女子高校生たちのドラマだ。
ラッパーを夢見ながらも学校にも家にも居場所を見いだせず鬱々とした毎日をおくる朴秀美(南沙良)。陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも家庭では問題を抱える矢口美流紅(出口夏希)。彼女たちは、自分たちの夢を叶えて町を抜け出すために同好会「オール・グリーンズ」を結成。一攫千金を夢見て、校舎の屋上で“禁断の課外活動”を始めるのだが……。
「最高のキャストたちが、映画の中でむちゃくちゃ躍動してるんです」と、児山隆監督は熱く語り始めた。
児山監督 南さんや出口さんたちの関係性がどんどん変化していって、誰かの演技によって化学反応が起きるように、それぞれの魅力が毎日変わっていくんです。僕自身がもうずっとワクワクしていて。この躍動感が、原作を映画にする上で、すごく大事にしたポイントかもしれないです。
南沙良 今回の現場では、お芝居すること、作品を作ることってこんなに楽しいんだってあらためて実感できました。とにかく、監督やスタッフさんの作品への愛が強くて、チームワークもすごく良くって、走り抜けたな、と思える撮影期間でしたね。
出口夏希 演じさせていただいた美流紅は、私が初めて挑戦するタイプの役だったんですけど、立ち振る舞いとかは比較的ふだんの出口夏希だと思います。皆さんに早く観てほしい気持ちもあるんですけど、どう思っていただけるのかなってドキドキしながら感想を待っているような、そんな気持ちですね。
「健康に気を付けないと生命の危機!?」
会場では、2026年の新年の抱負をそれぞれがフリップで発表するひと幕も。児山監督の「『万事快調』大ヒット!!」という力強い宣言から始まり、出口さんや南さんの切実な目標が明かされた。
出口 「よく食べ、よく寝て、よく笑う」――昨年はこれがしっかりできて幸せだったから、今年も同じく幸せでいられますように、と。



