日本中に眠っている個性的な物件・住宅を紹介している、チャンネル登録者数75万のYouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』。
そんな人気チャンネルを運営している中の人に、スモールハウス物件について話を聞いた。(全5回の2回目/続きを読む)
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――今回訪れたのは、福岡県にあるスモールハウスとのこと。まずは、どのような物件だったのか教えていただけますか。
ゆっくり不動産(以下、ゆっくり) 今回訪れたのは福岡県福津市で、福岡市と北九州市のちょうど中間くらいにある海沿いの町です。物件資料を眺めていて、「400平米の敷地に立つ16平米のスモールハウス」という、なんともアンバランスな物件を見つけてしまいました。スケールが大きすぎてイメージが湧きにくかったので、これはもう実際に見るしかないなと。
バスタブからは竹林の絶景が
――400平米の敷地に16平米の家ですか。現地での第一印象はいかがでしたか。
ゆっくり まず驚いたのが、そのロケーションです。山が緑で、空が青い、最高にのどかな風景が広がっていました。爽やかな風に乗ってくる土や草の匂いが心地よくて。そんな大自然の中に、真っ赤な外壁の建物がポツンと建っていたんです。
――外観のインパクトが強烈でしたが、室内はどのような空間だったのでしょうか。
ゆっくり 玄関ドアを開けると、まず竹林が目に飛び込んできて、非常に涼しげな眺めでした。壁は落ち着いたグレーで統一されていて、外観とのギャップがすごかったです。玄関土間とキッチンが一体化していて、靴を履いたまま料理をして、そのまま外で食事をする、なんていう動線が目に浮かびました。
――16平米というとかなりコンパクトですが、居住空間はどのようになっていましたか。
ゆっくり 玄関から見て右側が、約7.1畳のくつろぎスペースになっていました。壁は淡いグリーンで、フローリングや天井のナチュラルな雰囲気と見事にマッチしていましたね。窓の外には植物が茂っていて癒されますし、プライバシーも確保されています。
――水回りはいかがでしたか。
ゆっくり 3点ユニットバスでしたが、湯船に浸かりながら目の前に揺れる竹を眺められるという、贅沢な仕様でした。夜にライトアップしたら、ものすごく良い雰囲気になると思います。
実は建物の奥にテラスがあって、そこがまた見渡す限り木々に囲まれた、まさに自分だけのプライベート空間でした。みかんやびわの木もあって。テラスのさらに奥に、何やら道が続いているのを見つけたんです。
――一体何があったのでしょうか。
ゆっくり なんと、ウッドバルコニーが作られていたんです。しかも、まだ開拓途中という感じで。まさかここまでしっかりと作り込まれているとは思いませんでした。竹林を眺めながらのんびり過ごせる、まさに「秘密基地」です。これは完全に「子供の頃の夢だ」と興奮しましたね。DIYに自信がある人が住んだら、これは面白いことになるだろうなと。
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