昨年11月、初めての海外公式訪問として、日本との外交関係樹立70周年を迎えたラオスを訪問された愛子さま。1月14日の歌会始でも、ラオス訪問の思い出を詠んだ歌を寄せられた。今年のお題は「明」。

歌から窺える愛子さまの進化

〈日本語を学ぶラオスの子どもらの明るき声は教室に満つ〉

 首都ビエンチャンの中高一貫校で、日本語や日本文化を学ぶ子どもたちと交流された際の1コマだ。歌会始の選者の1人で、皇室の和歌の相談役である御用掛も務める歌人の永田和宏氏が語る。

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「今回は五首ほど作られ、披講されたのは全く助言する必要がなかった一首です。歌はたくさん作ることが大切。愛子さまは毎月の月次歌会の歌も作っておられますし、歌のまとめどころをしっかりと自分のものにされている。雅子さまもそうなのですが、愛子さまは素直な感性をお持ちです。あまり慣用句を使わず、持って回ったところがないのが良い。大学で日本の古典文学を勉強されてきたのも良い影響を及ぼしているのでしょう」

ラオスで子どもたちと(昨年11月) ©時事通信社

 この歌からも、愛子さまの進化が窺えるという。

「これまでは学生生活や学業のことを詠まれてきましたが、今回は素材選びが変わりました。初めての海外公式訪問を題材に、ご自身の役割と責任を意識された大変よい御歌だと思います」(同前)

 天皇家の長女としての役割と責任――。愛子さまが双肩に担うものはきわめて重い。だが、愛子さまの新年行事のお振る舞いからは、ご自身の重責を理解されつつも、それを軽やかに全うされるご様子が見て取れるのだ。

この続きでは「『講書始の儀』直後に政治学者と語り合ったトランプ評」「悠仁さま続々行事デビューで懸念は『学業との両立』」「眞子さん出産で叔母に 佳子さまが初めて詠んだ“子ども”」などのトピックについて詳報しています。「愛子さま 講書始の儀で次世代への覚悟が見えた」と題した記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月15日(木)発売の「週刊文春」で読むことできます》

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