天皇家の長女・愛子さまの存在感は、今年も高まる一方のようだ。新年行事では天皇皇后をフォローし、歌会始に寄せられた歌には次世代への眼差しが滲む。さらに、世界中が注目するあの大統領について意外な言及も――。

御厨貴・東大名誉教授が語る「アットホーム」なご進講

 静謐な空間に、梗概を読み上げる学問の権威の声が響く。皇居の宮殿で最も格式の高い正殿「松の間」。1月9日、皇室の新年行事の1つ、「講書始の儀」が執り行われた。

 今年の進講者は、日本・東洋絵画思想を研究する佐々木正子嵯峨美術大学名誉教授、政治学者で上皇のご退位を議論した有識者会議の座長代理も務めた御厨貴東大名誉教授、天文学を専門とする(いえ)正則国立天文台名誉教授の3人。儀式がつつがなく終わると、3人は別室に移動。さほど時間を置かず、天皇皇后と長女の愛子さま(24)が入室された。

 御厨氏が振り返る。

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「ご挨拶の後、天皇陛下が『今日のお話の中でもう少しご説明いただけると、どうなりましょうか』といった感じでお話を始められました。陛下は私たち3人に対して、1人だけ話が長くなったりしないよう配慮をしてくださっていました」

進講者となった御厨氏 ©文藝春秋

 お茶が置かれたテーブルを挟んで、正面には天皇を真ん中に親子3人が並んで座られている。御厨氏がご進講の中で、外交官はインタビューに応じてくれることが多い旨を述べたのに関連し、雅子さまは、

「外交官の方からたくさん(証言が)集まると、特色が出るものですか」

 とお尋ねに。こうした会話からは、ご一家の仲睦まじさが滲んだという。

結束の強さで知られる天皇ご一家 ©時事通信社

「一問一答のようにお一人ずつ順に話されるのではなく、お三方が自由にお話しになる。天皇陛下が話されると、皇后陛下が『その話ならこういうこともありましたね』と会話を重ねられて。和気あいあいとしたアットホームな雰囲気で、本当の意味で“懇談”ができる時間を作っていただいたと思います」(前出・御厨氏)

 だが、天皇皇后が一瞬、言葉に詰まる瞬間があった。そこで、すかさず愛子さまが――。

この続きでは「『講書始の儀』直後に政治学者と語り合ったトランプ評」「悠仁さま続々行事デビューで懸念は『学業との両立』」「眞子さん出産で叔母に 佳子さまが初めて詠んだ“子ども”」などのトピックについて詳報しています。「愛子さま 講書始の儀で次世代への覚悟が見えた」と題した記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月15日(木)発売の「週刊文春」で読むことできます》

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