年齢や肩書は違えど、彼らを突き動かす衝動はただひとつ。「唯一無二の愛車」のために全力を懸ける、型破りなオーナーたちのリアルに迫る!

 今回は、40系レクサスLSをカスタムする翼さんをご紹介。

18歳からLSを乗り継ぐ翼さん

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趣味も仕事も父と一緒に

 ぼく自身、中高生くらいまではそこまで車に興味はなかったんですけどね。でも免許をとってから、地元の先輩にVIP系のミーティングに連れて行ってもらったりして。18歳でLSを買って、弄るようになったんです。

レクサスのフラッグシップであるLSを大迫力のエアロでカスタム

 とくに一度イベントに出してからは、どんどん歯止めが利かなくなっちゃって。イベントで結果が出ないと悔しくて、「もっと仕上げなきゃ」となりますし。賞をもらえても、嬉しくてさらに弄りたくなるので……。どっちにしろ、お金が飛んで行くことに変わりはないんですよ(笑)。

ワイドフェンダーからリアバンパーの流れがマッシブな印象を与える

 実はこのLSは2台目で、前のLSから色々と外装パーツなんかを移植しているんです。乗り替えてからは内装とオーディオをガッツリやって、前のと合わせると1000万円以上にはなりますね。まぁ独身ですし、父親と同居しているので、車に全部注ぎ込めるんですよ。

 親父も車が好きで、今日も一緒に来ているんです。親父はしばらく車弄りをやめていたんですけど、自分がやっているのを見て、また中期LSを弄りはじめて。休みの日は一緒に弄ったりもしていますね。

レッドで統一された車内。闘争心がかき立てられそう

 親父とは職場も同じで、溶接の現場で働いているんです。自分は高校を中退していて、最初は建築系の現場で働いていたんですけど、稼ぎ的に限界を感じたというか。19歳の頃に今の溶接の仕事に就いて、それから10年近く親父と一緒ですね。

 両親は離婚しているので、もう親父とは四六時中一緒なんですよね。当然、ケンカも普通にありますよ。たいてい、車絡みの話から「そうじゃねぇだろ」と険悪になって、またいつの間にか車の話で元通りになる、みたいな感じですね。

足元のWORK製ホイールから大型のブレーキシステムが覗く

 あとは今の職場に入りたての頃、自分がうまく作業を進められなくて、親父も口下手で指示や注意がわかりにくいし……。それで互いにイライラする、みたいな。

 まぁでも、周りの車仲間は親から「いつまで車やるの?」なんて言われている人も多いので、趣味を共有できる点は恵まれているかもしれませんね。

LSのカスタムは今回で一段落。今後の方針はまだ決めていないとのこと

 高校を辞めるときも最初は止められましたけど、最終的には「ちゃんと自分で稼げるなら」と認めてくれましたし。なんだかんだで支えられている部分も大きいですから、二人でほどほどに趣味を続けていけたらいいですね。

次の記事に続く 「車のほかにかけるものもないですし…」中学生で書道の師範→車のペインターになったタトゥー女子が明かす“一番のやりがい”とは《愛車は“ピックアップトラック仕様”のラシーン》

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。