100人以上の社員が顧客500名超から31億円にのぼる金銭をだまし取っていたことが明らかになった外資系大手生命保険会社のプルデンシャル生命。1月23日、同社は会見を開き、約2時間にわたって説明と謝罪を行った。
間原寛社長は「弊社において長年にわたり重大な不適切行為が発覚し、被害に遭われたお客様などに多大なる不安と迷惑をおかけしておりますことに心より深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪。顧客への補償については、第三者で構成される委員会を設置し、精査することもあわせて発表した。
一体、名門企業の社内で何が起きていたのか。同社の内情を元幹部の告白とともに報じた「週刊文春」記事の一部を配信する(前回から続く)
プルデンシャルが社内調査を始めたのは、2024年8月。元社員が詐欺容疑で立て続けに逮捕されたことがきっかけだった。
社会部記者が解説する。
「24年6月、石川県警が60代の元社員を、投資運用の名目で金銭をだまし取ったとして逮捕。さらに同じ年の9月にも、新潟県警が30代の元社員を同様の容疑で逮捕したのです」
こうした金銭詐取事案が続発したことを金融庁が問題視。25年4月、プルデンシャルと日本の持ち株会社に対し、保険業法に基づく報告徴求命令を出した。
「その命令を受けて公表したのが今回の調査結果でした。発表によれば、元社員3名が同社の制度や保険業務に関連した金銭の詐取を行っており、計8人の顧客から約6000万円をだまし取ったとしています」(同前)
さらに、同社の保険業務とは関連がない手口による不適切な金銭受領も判明した。
「1991年以降、106人の社員と元社員が、計約500人の顧客に対して暗号資産などへの投資や儲け話を持ちかけ、受け取った金銭を着服。金を借りたまま返さないといった事例も数多く見つかった」(同前)
この社員らが受領した金額は計約30億8000万円。そのうち約22億9000万円が顧客に返金されていないという。なぜ、30年以上に渡って着服行為が行われ続けてきたのか。その謎を解く鍵は、プルデンシャルが長年に渡って培ってきた独特な社風にある。
《この続きでは、▶︎女性社員が枕営業で「契約者の奥さんに訴えられた」、▶︎成績上位は有名歌手と宴会、下位は自爆営業、自殺者も、▶︎年収3億円でエースが得るフェラーリ、ヘリ、船…などのトピックを詳しく報じている。元幹部が枕営業を告白した記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月22日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

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