顧客500名超から31億円以上を詐取していたことが明らかになったプルデンシャル生命保険。1月23日、同社は問題を公表してから初めて記者会見を開いた。
間原寛社長は「長年にわたり重大な不適切行為が発覚し、被害に遭われたお客様などに多大なる不安と迷惑をおかけしておりますことに心より深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪。顧客への補償をするために、第三者で構成される委員会を設置することもあわせて発表した。
一体、外資系大手生保の社内で何が起きていたのか。同社の内情を元幹部の告白とともに報じた「週刊文春」記事の一部を配信する(前回から続く)
「破綻した中堅生保の買収を繰り返すことで成長」
米国に本社を置く世界的な生命保険グループが、日本へ進出してきたのは1987年のことだ。
経済部デスクが言う。
「プルデンシャルは男性を中心とした営業担当者を“ライフプランナー(以下、LP)”と名付け、業界でもトップクラスの精鋭部隊を揃えていった。既存の生保の契約を次々と奪って急成長し、破綻した中堅生保の買収を繰り返すことで、規模を拡大していった」
営業を担うLPの数は25年4月時点で、約4300人。富裕層や経営者を主な顧客とし、商品の提案のみならず、契約後のフォローまで行うのが特徴だ。
営業手法や時間の管理等、大きな裁量を与えられているLPは、誰でもなれるわけではない。
「社会人経験のない学生が新卒でLPになることは出来ません。LPになるには異業種で結果を残し、ヘッドハンティングされる必要があります」(同前)
「月収1000万円は普通に稼げる」
数年前、プルデンシャルへ転職した元証券会社勤務の男性が明かす。
「光沢のあるスーツに高級時計をつけた、いかにも金を持っていそうな雰囲気の営業マンから“ウチに来ないか”と誘われたんです」
面談の場で男性はこう尋ねられたという。
「キミはいくら年収があったら幸せなの?」
男性が「1000万円くらいですかね」と答えると、
「それって月収のこと?」
真面目な顔で、こう返されたというのだ。
驚いた男性が首を横に振ると、その営業マンはスーツの内ポケットから自身の給与明細を取り出し、こんなふうに嘯いたという。
「プルデンシャルでLPをやれば、月収1000万円なんて普通に稼げるよ」
男性が振り返る。
「実際、給与明細には1000万円以上の金額が印字されており、気持ちがグラッと揺さぶられました」
だが、当然1000万円を簡単に稼ぐことなど出来るわけがない。プルデンシャルの内情をよく知る内部関係者が証言する。……
《この続きでは、▶︎女性社員が枕営業で「契約者の奥さんに訴えられた」、▶︎成績上位は有名歌手と宴会、下位は自爆営業、自殺者も、▶︎年収3億円でエースが得るフェラーリ、ヘリ、船…などのトピックを詳しく報じている。元幹部が枕営業を告白した記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月22日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

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