54年の歴史に幕を下ろしたロッテリア
ゼンショーホールディングス(HD)は、1月21日、ロッテリアの国内全店を、3月を目途に閉店し、ゼッテリアに順次転換していくと発表した。ロッテリアは、ロッテが1972年に創業。54年の歴史に幕を下ろすことになる。
ハンバーガーチェーン業界ではマクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキンの店舗数が圧倒的。ロッテリアは4位の時代が続いてきたが、2023年、すき家などを展開するゼンショーHDが買収。新業態として誕生したのがゼッテリアだ。
「店名は看板メニューの『絶品バーガー』と『カフェテリア』を組み合わせたもの。23年9月、1号店がオープンした」(外食産業関係者)
25年、ロッテリアはバーガーキングに店舗数を抜かれ、5位に転落。ロッテリアからゼッテリアに業態転換した店舗もあるが、閉店した店舗数が上回っているためだ。
「値上げやメニュー見直しで客単価を上げる効果はありましたが、店舗減少による減収は免れず、売上高は年200億円程度と推定されます。食材費や人件費等の上昇が続いたものの、ゼンショーグループの調達網を活用することでコスト削減になり、損益は収支トントン」(金融関係者)
親会社のゼンショーHDは昨年6月、創業者の小川賢太郎氏(77)が社長の座を退き、会長に専念。次男の小川洋平氏(46)が新社長に就いたばかりだ。洋平氏は04年に東京大学教養学部を卒業後、財務省に入省したエリートである。
この続きでは洋平氏の財務官僚時代の評判、洋平氏が思い描くゼッテリアの戦略、バーガー業界再編の機運について詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月29日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる

