昨年9月、10歳から18歳まで児童養護施設で育った過去を公表したLIONAさん(22)。生い立ちを明かした動画は600万回以上再生され、大きな反響を呼んだ。
現在はモデルとインフルエンサーとして活動し、20歳で出産も経験したLIONAさんが、その複雑な家族構成や父親からの虐待について赤裸々に語ってくれた。
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「お父さんにも隠し子が1人いて」複雑な家庭環境で育った子ども時代
「家族構成がかなり複雑で。同居している兄と姉は私と両親が同じなんですけど、母には私たち以外に、あと2人の子どもがいるんです」とLIONAさん。つまり、父親が違う姉が2人いることになる。
さらに「私は会ったことがないのですが、お父さんにも隠し子が1人いて」と、自身が6人きょうだいの末っ子であることを明かした。
「お父さんは、家にいないことが多かったんですけど、あとで知った話によると不倫相手とハワイに行ったりで帰ってこない日が多かったようです。『私たちのことはディズニーランドとかでさえ連れて行ってくれなかったのにな』という感じですけど」とLIONAさんは振り返る。
「普通にボコボコに殴られる」父親からの虐待が日常茶飯事だった
家庭内では、父親からの虐待が日常茶飯事だった。
「お父さんがお母さんや私たちに暴力を振るっていた」という家庭環境で、兄や姉は「普通にボコボコに殴られる」状態だった。正座させられた膝に掃除機を乗せられたり、スマホを折られたりといった暴力も頻繁に行われていた。
LIONAさん自身も激しい虐待の被害者だった。特に印象的なのが勉強に関する虐待だ。
「私、勉強が本当にできなくて九九とか覚えられなかったんですけど、トイレに九九の表を貼られて『覚えるまで出てくるな』と言われて、本当に5時間とか出してくれないんです」
「胸やお尻とか、体を触られる」性的な虐待も…
また、食事に関する虐待も日常的だった。幼稚園児だったLIONAさんは小食だったにもかかわらず、兄や姉と同じ量の食事を出され、食べきれないと「食べきるまで席を立つな」と夕方まで座らされていたという。
さらに性的な虐待もあり、「胸やお尻とか、体を触られることはありました」と語った。
これらの虐待が原因で、姉が児童相談所に保護された後、LIONAさんも8歳の時に保護されることになった。当初、父親が施設への入所に同意せず3回も裁判を起こしたため、一時保護所に8ヶ月滞在。最終的に10歳で児童養護施設に移り、18歳まで過ごした。
「施設育ちというのを後ろめたく思っていない」生い立ちを公表した理由
施設を退所後、LIONAさんは父親とは一度だけ会った。しかし父親は「かわいそうに」と大泣きするだけで、自分の非を認めることはなく、LIONAさんは「もう会うことないな」と感じたという。
そんなLIONAさんが児童養護施設育ちであることを公表したのは「私自身、施設育ちというのを後ろめたく思っていない」という思いからだった。
現在は生き生きと自分の人生を歩み、多くの人から「幸せになって」という応援メッセージも受け取っている。
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