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しかも、それを許してしまったのが、松江の景観美を必死に訴えた小泉八雲を名誉市民に憲章し、いまも地元が「誇るべき人物」とする当の松江市なのである。八雲の精神を市長以下、だれも理解していなかったからこうなったというほかない。
いうまでもなく、松江もインバウンドが増加している。だが、こんなマンションが建ってしまった松江を、それを許してしまった松江を外国人に見られるのが、筆者には恥ずかしくて仕方ない。だが、それは松江を愛するがゆえであることを、最後に書き添えておく。
香原 斗志(かはら・とし)
歴史評論家、音楽評論家
神奈川県出身。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。日本中世史、近世史が中心だが守備範囲は広い。著書に『お城の値打ち』(新潮新書)、 『カラー版 東京で見つける江戸』(平凡社新書)。ヨーロッパの音楽、美術、建築にも精通し、オペラをはじめとするクラシック音楽の評論活動も行っている。関連する著書に『イタリア・オペラを疑え!』、『魅惑のオペラ歌手50 歌声のカタログ』(ともにアルテスパブリッシング)など。
歴史評論家、音楽評論家
神奈川県出身。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。日本中世史、近世史が中心だが守備範囲は広い。著書に『お城の値打ち』(新潮新書)、 『カラー版 東京で見つける江戸』(平凡社新書)。ヨーロッパの音楽、美術、建築にも精通し、オペラをはじめとするクラシック音楽の評論活動も行っている。関連する著書に『イタリア・オペラを疑え!』、『魅惑のオペラ歌手50 歌声のカタログ』(ともにアルテスパブリッシング)など。
