札幌から東京に引っ越しするとして、繁忙期だと単身パックで15万円はかかる。すると、セカンドストリートに売って、買って、払った金額が15万円以下であれば、ユーザーとしては引っ越し費用を払うより得だ。荷づくりの必要もない。売る時は出張買い取りに来てもらえばいい。単身の場合であればこうした使い方ができる。家族となると大変だけれど、できないこともない。ただし、家電から衣料、楽器まであらゆる生活用品を扱っているスーパーセカンドストリートが近所になければこの方法はできない。
さて、スーパーセカンドストリート大宮日進店の店長は柴田大輔だ。
「うちより広いお店もありますが、売上は意地とプライドでナンバーワンです。買い取り件数も意地とプライドと情熱で全国一です」
柴田は35歳。2013年、大学を出て、新卒でセカンドストリートに入社している。その年はゲオがセカンドストリートを吸収合併した年だ。柴田は高校生の時、ギターを弾きまくっていた。越谷に以前からセカンドストリートがあり、その店にギターや機材を見に行っていた。その頃からセカンドストリートに興味を持っていたのである。
「好きなギタリストは誰か?」の質問に…
「ギターを弾いていた人」にインタビューする時の定番の質問は「好きなギタリストは誰か?」である。もちろん、わたしは定番の質問をした。
柴田は満面の笑みで答える。
「ギタリストはリッチー・ブラックモア、エリック・クラプトン、それとジミー・ペイジ……。まだ何人もいます。高校生の時、ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』を弾いたら、お父さん世代の人から『高校生が生意気に何をやってるんだ。お前たちにこの曲の良さがわかるのか』って、あおられました。
まあ、それはいいんですけれど、自宅の近くにリサイクルショップがあって、よく見に行ってました。いろいろなモノに触れるのが好きで、モノが生まれた背景を知ることに喜びを感じていました。そんな時、セカストが公募していたので、受けてみたら、受かったんです」