元乃木坂46の樋口日奈(28)が、女優として存在感を高めている。

 放送中の冬ドラマでは『本命じゃなきゃよかったのに』(毎日放送)の主演に加え、『顔のない患者-救うか、裁くか-』(関西テレビ)にも出演。さらに、動画配信サービスHuluのオリジナルドラマ『おとなになっても』の地上波放送(日本テレビ)もスタートし、1クールに3本も出演作が放映されている。テレビにとどまらず、2026年春公開の映画『炎かがよへ』への出演も発表され、舞台でも活躍中だ。

(本人Instagramより)

 主演作やゴールデン・プライム帯のドラマこそ少ないものの、グループ在籍時の人気から考えると、卒業後に花開いたと言って差し支えない活躍ぶりといえる。というのも、樋口は乃木坂46時代、お世辞にも活躍していたとは言えないアイドルだった。

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乃木坂では自ら「どん底だった」と振り返るほどの不遇時代を過ごした

 1998年生まれの樋口は、2011年から乃木坂46の 1期生メンバーとして活動を開始。8枚目のシングル『気づいたら片想い』で初の選抜入りを果たすが、多くは「アンダー」の常連メンバーとしてアイドル人生を過ごすことになる。

初選抜となった『気づいたら片想い』(Amazonより)

 アンダーとは、シングル表題曲を歌う選抜に選ばれなかったメンバーを指し、音楽番組などをはじめとするグループ活動で目立たないことが多いポジションだ。そのアンダーの中でも、後から加入した2期生や3期生などに人気で追い越される場面も多々あった。

 舞台への出演は多かったものの、2022年に同グループを卒業するまで、アイドルとして目立った実績はそこまで残せていない状況だった。樋口自身もかつて『東京カレンダー』のインタビューで、2020年頃を振り返り「当時は本当にどん底で、もう無理かもしれないって心が折れかけていた時だった」と語っている。