ミラノ・コルティナ冬季五輪が開催中だ。日本人選手たちが活躍しているが、「文藝春秋」はこれまで、冬季五輪で活躍したアスリートたちの肉声をさまざまな記事で紹介してきた。その一部を紹介する。[全6記事]
都築章一郎「羽生結弦 スケートを文化に」
羽生結弦が私の経営していた仙台のスケート教室に通い始めたのは小学校2年生の時。ごく普通の子どもではあったが、とにかく負けず嫌い。そして感情が豊かで、よく泣きべそをかいていた。羽生とは小学生の頃から「五輪に出てチャンピオンになろうね」と…

鈴木明子「不眠はフィギュアの演技に直結した」
私は睡眠が得意ではないと言うと変な表現ですが、どこでも寝られるわけではないですし、精神的に左右されると睡眠不足になってしまう体質なんです。最も苦しかったのは、ソチ五輪の代表選考会が迫っていた27歳のころでした。常に緊張と不安に苛まれ…

ネイサン・チェン「スケートより重要なこと」
世の中はスケートが全てではないという当たり前の現実を実感し、気持ちが楽になった部分もあります。学生のおよそ80%はフィギュアスケートがどういうスポーツなのか全く知らない。当然僕のことも知らないし、オリンピックを連覇したあのユヅのことすら…

矢内由美子「金メダルへ! 小平奈緒変身の軌跡」
「オランダで身につけたのは強者のように振る舞うこと、そして野生の獣のような闘争心をレースで出すことです。それまでの、どこか自信のなかった自分とはお別れすることができたかなと思っています」オランダで「怒った猫」を意味する…

葛西紀明「告白手記 母の焼死と長野五輪の怨念を越えて」
「母さん、やっとメダルを獲れたよ」貧乏と闘いながら必死で働いて僕たちを育て、ジャンプまでやらせてくれた母には、いくら感謝しても足りません。ここまで思った以上に長い、長い時間がかかりましたが、ようやく母に恩返しできたのかなと…

安藤美姫「先は考えない今だけを生きる」
昨年秋から今年の春にかけてしばらくはアイスショーにも出ず、もちろん試合にも出ず……。スケート界から一旦、大きく距離を置くという経験をしました。その時とても嬉しかったのは、まわりの人たちが…




