都内に唯一ある「ダイコク80円ショップ」は太っ腹なプレゼントも

 しかし、なぜこのようなショップを展開するのか。以前同社が税込100円ショップに関して語ったコメントがヒントになりそうだ。

 2014年3月27日付の朝日新聞では、同年4月に消費税率が5→8%へ上昇することを受けて「仕入れ値より安い品が出るリスクはあるが、他の商品を買ってもらう好機にしたい」とあった。

 インパクト十分の80円ショップは拠点のある関西を中心に展開しており、東京では「新宿5丁目店」のみであり、関東ではあと神奈川に3店あるのみ。

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 新宿5丁目店は80円商品がかなり少なめだが、それでもこまごまとした商品を80円で購入できるのはありがたいものだった。一部商品は店頭にも並べてあり、強いアイキャッチになっていた。

新宿5丁目店 筆者撮影

 なお新宿5丁目店では店内商品を税込1000円分買うごとにプレゼント券が進呈され、5枚集めると店内の80円商品をどれでも1つもらえる(1月17日現在)。

80円商品プレゼント企画は看板でも告知 筆者撮影

過去には「従業員兼アイドル」も展開、仕入れ値で販売する過度な安売りも

 この80円ショップを広げているダイコクドラッグは、謎の多いドラッグストアチェーンである。

 かつて「DDプリンセス」という“従業員兼アイドル”を大々的に展開していた時期があったが、それ絡みのメディア露出を除くと、メディア取材歴は極端に少ない。

 その中でも、ユーザーである筆者が体感し、さらに文献などからわかった情報を集めて紹介していこう。

 まず、ドラッグストアの方も目玉商品は安い。大手との競争も激化しており、以前と比べて「安くないかも」と思える商品が増えた気もするが、「モノによっては安い」という格好で覗く価値はある。

目玉商品はかなり安い 筆者撮影

 かつては仕入れ価格をチラシに表示した「原価セール」まで行い、育毛剤などを仕入れ価格で販売して大正製薬に訴訟を起こされたこともあるほど、安さへのインパクトに重きを置くチェーンだ。