登録者数約50万人の人気YouTubeチャンネル「モハブログ」を運営するMOHAさん。昨年、「スーダン移民の家庭で育った弟が東大に合格した」というXの投稿が話題になり、様々な反響を呼んだ。

 そんなMOHAさんに両親の厳しい教育方針などについて話を聞いた。(全4回の3回目/続きを読む)

MOHAさん 写真=平松市聖/文藝春秋

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両親の厳しいしつけの真意とは

――外国人に対して世間から厳しい目が注がれているということが、厳しい子育ての一因だったと思いますか。

MOHA 両親もスーダンを離れて日本に来ているので、その分、僕たちに日本の子どもたちと同じくらいの知識や力を身につけさせたい、チャンスを失わせたくないという思いがあったのかもしれません。

――17時に家に帰ってからは何をして過ごしていたんですか?

MOHA ヒマでしたよね。勉強くらいしかやることがないというか。

――英語は幼少期にアラビア語と同時に習得されていたんですか。

MOHA 英語は高校生ぐらいの時、ふと自分を客観視した時に、英語が話せなかったら恥ずかしいなと思って。

――そんな風に感じていたんですね。

MOHA この見た目で英語をしゃべれないのはダサいなと思って、必死に勉強しましたね。

――5歳からずっと日本で生活されてきているわけですが、見た目の違いから、「自分は何人なんだろう?」みたいな、アイデンティティの揺らぎがあった?

MOHA ありました。特に小中学生の時は、自分を日本人だと勘違いしていたかもしれないです。

 高校に入ってやっと自分を客観視できるようになってから、いくら日本語が喋れようと、何年日本に住んでいようと、自分は絶対に日本人にはなれないとわかった感じですね。それはお母さんからもずっと言われてきたことでした。