登録者数約50万人の人気YouTubeチャンネル「モハブログ」を運営するMOHAさん(27)。昨年、「スーダン移民の家庭で育った弟が東大に合格した」というXの投稿が話題になり、様々な反響を呼んだ。
5歳から日本で生活する中で、心無い言葉を言われた学生時代のエピソードや人気YouTuberの瀬戸弘司さんとコラボをした意外な理由などについて聞いた。(全4回の1回目/続きを読む)
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ルーツはスーダン、生まれはマレーシア、5歳から日本に
――MOHAさんはアフリカのスーダンにルーツがあるそうですが、日本に来たきっかけは?
MOHAさん(以降、MOHA) 生まれはマレーシアで。両親が当時マレーシアで仕事をしていたのですが、日本で仕事が見つかったことをきっかけに、5歳のときに日本へ移り住むことになりました。
――小さい時からスーダンが拠点ではなかったんですね。
MOHA そうですね。ただ、マレーシアに住んでいた頃も、日本に移り住んでからも、スーダンには行ったり来たりしていたので、自分のルーツがそこにあるということは小さい頃から自然と理解していました。
――差し支えなければ、ご両親のお仕事をお聞きしていいですか。
MOHA 両親は二人ともアラビア語の教師です。日本でアラビア語を教える仕事を見つけ、それ以来ずっと日本で暮らしています。
――スーダンではマレーシアや日本といった海外で仕事をする方が多い?
MOHA スーダン人の中でも、そもそも国外に出られるという時点で珍しいです。平均月収も低いですし、経済的に恵まれた国とは言えないので、海外で働くというのは簡単なことではないです。
――MOHAさん一家はスーダンの中ではかなり裕福だった?
MOHA いえ、裕福ではありません。日本に来たからといって贅沢な生活ができるわけでもなくて。家族の中でスーダンを出たのは父だけなので、その分、故郷に仕送りをしていました。なので、僕たち自身も決して余裕がある生活ではなかったです。
旅行に行くこともありませんでしたし、車も20万円ほどのボロボロの中古車を、車検のタイミングごとに買い替えるような生活でした。
