家電量販店のノジマは2月12日、2026年度の新卒社員の初任給を、各種手当を含め最大40万円に引き上げると発表した。対象は1年以上のアルバイト経験があり、勤務評定の高い内定者。同社はこれを“出る杭入社”と呼ぶ。

“出る杭入社”に該当するのは7人の予定

「ノジマは“出る杭は伸ばす”という考えのもと、社歴や役職に関係なく、自由に発案、企画を実行するチャンスを提供している。今回の施策はその延長線上にある」(メガバンク幹部)

 “出る杭入社”に該当するのは7人の予定だが、その他の大卒初任給もアップ。34万4000円と、前年実績から8.5%引き上げる。

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 この大盤振る舞いの新卒採用枠を発案したのは、野島廣司社長(75)だ。

「アイディアが豊富で、クルーズ船を貸し切っての社内婚活イベントも開催。予想だにしない事業を仕掛けるため、業界で『宇宙人』と呼ばれる」(業界関係者)

新たな一手を打った野島氏

 買収好きで知られ、「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」をモットーに事業領域を拡大。売上高は25年3月期に約8500億円と、家電量販店業界ではヤマダホールディングス、ビックカメラに次ぐ3位。昨夏には、売上高で「1〜2年のうちに1兆円企業の仲間入りをする」と豪語したほどだ。

《この続きではその背景のほか、セガ、エーザイ、塩野義製薬、東京海上日動火災保険など大手企業の初任給に関する動向を詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および2月19日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる。“宇宙人”社長のさらに詳しいリポートや買収秘話も「週刊文春 電子版」で配信している

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