家庭教師は7人、英才教育を受けたが…

――過去のインタビュー記事によると、お母さまは勉強にとても厳しい方だったと。

コウメ 僕、家庭教師が何人もいて。小学校の時が特に多かったんですけど。

――何人くらい家庭教師が?

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コウメ 全員合わせると7人くらいかな。全然楽しくなかったなぁ。だって遊びたくてしょうがないから。外にいる友達から呼ばれても「勉強があるから」って行けないこともありました。

――勉強を押しつけてくることに反抗心は芽生えませんでしたか?

コウメ あります、あります。塾も行かされてたので、塾も行きたくなくて、行くふりをしてチャリンコでどっか行くとか、そんなのしょっちゅうやってましたね。

©松本輝一/文藝春秋

――バレました?

コウメ バレました。行ってないからバレちゃうんです。怒られますよね。そういう子です。

――勉強があまり好きではなかったですか? 

コウメ 全然。ただ、途中から好きになったんです勉強。高校生あたりから、一日十何時間も勉強してましたから。

――突然!

コウメ 学校で一番勉強してるって言われてました。でも相変わらず成績は良くならないんですけどね(笑)。高校3年の時かな、気の合う先生から勉強の仕方を教わったのがきっかけで。まあでも結局、その先生の事情があっていなくなったからと、また別の家庭教師になっちゃったんですけど(笑)。

息子は将棋、数学好き「うちの子はすごく器用な子」

――その頃のことを思い返して、自分の子どもにはこういうふうにしたいなど考えたりしましたか? 

コウメ 子どもに何かを「させたい」っていう発想が僕にはなくて。まあ、悪いことしないで、人に迷惑をかけないのであればいい。で、早く自立してねっていうのが僕の考えではあるんですけど。うちの子はすごく器用な子で。あと、将棋が好き。ゲームも好きで、一時期ゲームにハマりすぎちゃって。一回試しに「やれるだけやりな」って言ったんですよ。ゲームでプロになるぐらい、極めるんだったらいいよって。ゲーマーさんって稼ぐ人もいらっしゃるから、じゃあそれになってみなよって。