35歳で現役アイドル。しかも「人生でまだ誰とも付き合ったことがない」と笑うのは、姫路市のご当地アイドル「KRD8」リーダー・宮脇舞依さんだ。

 インタビュー第3回では、「アイドルになればモテるはず」という淡い期待がなぜ外れたのかを直撃。恋愛ゼロのまま35歳を迎えた本音、そして思い描く理想の結婚像まで、その“ちょっとフシギ”な恋愛事情に迫る。(全2回の1回目/続きを読む

人気ご当地アイドルのちょっとフシギな恋愛事情とは? ©山元茂樹/文藝春秋

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「ババアがアイドルやってる」と言われたこともあったけど

──35歳で、10代のメンバーと混じってご当地アイドルとして活動していると、SNSで心ない言葉をかけられたりすることもあるのでは?

宮脇舞依さん(以下、宮脇) 全然ありますね。「ババアがアイドルやってる」とか。でも、最近はむしろ「35歳でもアイドルできるんだ」「SNSの写真を見て、実物はどうなのか見に来ました」という人が多いです。観覧無料のライブでは特にそういうお客さんが多いですね。

──「実物はどうなのか見に来た」と言ってきた人は、実際にステージを観てどんな反応でしたか?

宮脇 そのままリピーターになって、ライブに来てくださるようになった方もいますね。「おもしろそうだから来たけど、ライブめっちゃかっこいいね」とか。基本KRD8はラウドロックが多いんですが、私、デスボイス担当なんですよ。

──アニメのヒロインのような声なのに、ギャップがすごいです。当初からデスボイスを?

宮脇 最初は歌が下手くそすぎて、歌わせてもらえることすらなかったんですよ。でもある時プロデューサーから「お前、喉壊さないよな。歌わなくて良いからデスボイスやって」と(笑)。それで掛け声とデスボイス担当になりました。ここ数年でやっと歌わせてもらえるようになりました。

 私の場合、ビジュアルというよりも、Xを見て「おもしろそう」と興味を持ってくれるファンの方が多いです。ミャクミャクコーデでバズった時は、女性の方がたくさん来てくれて……。

──Xでバズってましたね。あれはなぜ?