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膵臓がんのリスク要因
そこで、「90歳まで健康長寿」を目指すシニアのために、膵臓がんの5大リスクと早期発見のための最新メソッドを紹介する。
まず、他のがんと同様に喫煙は膵臓がんの発症リスクを上昇させるが、膵臓がんに特有の危険因子として下方教授が注目するのが、(1)遺伝的リスクだ。
「親または子、きょうだい(第一度近親者)に膵臓がん患者がいる家系を、家族性膵臓がん家系と呼びます。膵臓がんの5〜10%は家族性膵臓がんであると言われています。第一度近親者に1人膵がん患者がいる場合、発症リスクは4.5倍、2人なら6.4倍、3人なら32倍に跳ね上がります」
家族性膵臓がん家系の基準は満たしていなくても、近親者に患者がいる場合は「散発性膵がん」と呼ばれ、発症リスクは1.7〜2.4倍になるという。
次に危険度の高いリスクは(2)糖尿病だ。
《この続きでは、●5年生存率は10%台、異変を感じたら…… ●50代以降で血糖値急上昇は危険信号 ●超音波内視鏡、造影MRI…最新の精密検査とは などのトピックを取り上げている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる。また、本連載をまとめた書籍『90歳まで健康長寿』も好評発売中》
