冷蔵庫からは人肉の缶詰が…

 捜査により明らかになったのは、2人が遅くとも1999年から18年間にわたって殺人を続けていた事実だった。クラスノダールを中心に、性別や年齢関係なく、鎮痛剤で眠らせたうえで殺害し、遺体をバラバラに切断。特筆すべきは彼らにカニバリズム(人肉食)の嗜好があったことで、遺体の一部を自分たちで食べ、一部を冷蔵庫に保管したり、生理食塩水に漬け瓶詰めにしていた。

 犠牲者は2017年までに少なくとも30人以上に上ると言われる。ナタリアが主でドミトリーが従の関係で、年齢差もさることながら彼女は荒々しく支配的な性格。ドミトリーを公衆の面前で罵倒することも常茶飯事で、犯行もナタリアが指示役、ドミトリーが殺害の実行役を担っていた。

 逮捕後の家宅捜索では、冷蔵庫から人間の肉片が見つかったほか、人肉入りの缶詰、犠牲者の写真や殺害行為を撮影したビデオ、殺害・解体の具体的な手順が書かれたメモなども発見された。

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