2020年末から活動を休止していた嵐が、昨年5月に公式Xで再始動と活動終了を発表した。今年3月13日に始まる5大ドームツアーを最後に、嵐としての活動を終了する。最終公演は5月31日の東京ドームだ。
ファンクラブ限定サイトでは久しぶりに5人が揃って姿を見せ、「私たちから、お伝えしたいことがございます」と、文書で発表した内容を言葉でファンに伝えたという。
嵐の発表はいつも突然だ。2019年1月27日に活動休止を発表した時もそうだった。まずファンクラブ限定サイトで休止が発表され、その不安や混乱によりSNSやメディアで憶測が飛び交う間もなく、数時間後に記者会見が行われた。
「活動休止」という突然の発表にもかかわらず、会見場に現れたメンバーの顔は柔和だった。
「一体何があったのか」と固唾を呑んで会見を見ていたファンも、リーダーの大野智さんを中心に肩を寄せ合うような近さで5人が並ぶ姿を見た瞬間に、メンバー同士の確執や仲たがいなどが原因での活動休止ではないことがわかったはずだ。
背を向けるどころかじゃれるように互いに触れあい…
嵐の活動終了が迫るいま、その会見を見直してみて改めて気づかされたのは彼らの仲の良さ、グループとしてのまとまりだ。
冒頭、「僕たちの口から皆様にお伝えさせて頂きたく、この場を設けさせていただきました」と大野さんが挨拶し、「よろしくお願いします」と5人が揃って頭を下げる。長い時間をともに過ごした賜物なのか、タイミングと角度がほぼ同じだった。
仲の良さは身体の近さにも表れる。
互いの関係が悪ければ、たとえ設定された立ち位置が近くても無意識のうちに相手から身体を遠ざけたり、背を向けたり、視線をそむけたりする仕草が出てくるものだ。
だが彼らは背を向けるどころかじゃれるように互いに触れあい、ミラーリングもたびたび見られた。

