ミラーリングとは相手のしぐさや動き、表情などを真似ることで、信頼や親近感、共感などを表すサインといわれている。嵐の5人には誰かが誰かを真似るシンプルなミラーリングだけでなく、互いに同じ仕草をしあうクロスミラーリングも見られた。

 他にも、同じタイミングで同じ反応をする5人の姿からは、彼らが長くともに過ごし、クセがお互いに浸透しあっていることも見て取れる。

 レポーターからの「ケンカになったり、言い合いになったりは?」という質問に、大野さん以外の4人が一斉にマイクを上げ「ないです」と即答したタイミングはほぼ同じ。その時も相葉雅紀さんと松本潤さん、松本さんと大野さんの身体が触れ合うほどに重なり合っていた。

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「すぐに書きたがるんだから」と二宮さんがレポーターを茶化すと、5人の顔がほころんだ。表情の作り方も似ていて、特に二宮和也さんと櫻井翔さんは右手でマイクを持ち上げ左腕でお腹を押さえるという仕草まで同じだった。

もっとも強く責任感を感じていた大野 ©文藝春秋

明らかに緊張度が高かった大野さん「みんなに申し訳ない」

「大きな決断をした後で思い出す楽曲は?」と聞かれ、5人が顔を見合わせて黙り込んだ時も、二宮さんが片方の手をお腹に当てて「難しいね」と言うと、櫻井さんが同じ仕草で「今、シングル何曲あるんだっけ」と答える。

 そこへ「56曲」と答えた相葉さんと、松本さんがマイクを持ち上げるタイミングも同時。右手でマイクを持ち、左手を腰の後ろに当てるポーズも一緒だった。

 この会見中、5人の中で明らかに緊張度が高かったのが大野さんだ。

「嵐という冠がついた番組は終わるのか」と問われると、一瞬全員が動きを止めたものの、大野さん以外の4人はすぐにマイクを口元に持っていった。大野さんは会見中も「みんなに申し訳ない」という自責の気持ちを吐露していたが、番組が終わるという事態への責任感で動きが遅れたのだろう。