最も空気が緊迫した「やっぱり無責任じゃないのか」という厳しい質問
最も空気が緊迫したのは、「やっぱり無責任じゃないのか」という厳しい質問が投げかけられた瞬間だ。相葉さんはその日一番のこわばった顔を見せ、松本さんは「無責任……」とつぶやいた。二宮さんは眉間にシワを寄せて上を見上げ、大野さんは口を尖らせた。大野さんはマイナス感情が強まると、口元をきつく結ぶか、口を尖らせるなど口元にクセが出る。
櫻井さんは身体を右へ左へ揺らして、眉根を寄せた。
人間は、ポジティブな感情の時には身体や頭を前後に動かし、ネガティブな時は左右に動かすという無意識の傾向がある。桜井さんは「無責任」という言葉を否定したかったのだろう。
マイクを通して聞こえる声のトーンもいっそうきつく強く早口になる。イライラとした憤りが感じられたが、「たくさんのパフォーマンスを見てもらい、その姿勢と行動をもって無責任かどうか判断していただく」と反論することなく答えた。
さらに追及は続き、「この決断にリーダーが悪者にされちゃう可能性は?」と厳しい質問が続く。
松本さんは左の頬と口角を上げて冷ややかな表情を見せ、櫻井さんはマイクを握ったまま頭をゆっくりと左右に回すように動かし、ここでも身体を左右に揺らした。
そこでコメントしたのは二宮さんだ。
「ぼくは(リーダーが悪者になるという意識は)なかったです」と語気を強め、「リーダーが悪者に見えているのであれば、我々の力不足」と、質問したレポーターをまっすぐに見据えて、きっぱりとした強い口調で言い切った。
厳しい質問になるほど質問者から視線をはずすことなく、声のトーンを強めて答えるのが二宮さんの特徴でもあるようだ。
「解散ではないのか」という質問に対して、大野さん、櫻井さん、松本さんがマイクを上げて「解散ではありません」と答えたことも印象的だった。活動終了の報告にも「解散」の二文字はない。5人での活動が終了しても、嵐は嵐ということだろう。
