「人前でパンツを脱いで、お尻を……」性被害を受けた子どもが見せる“性化行動”とは?
――男女関係なく、加害者に狙われやすい子どもの特徴などありますか?
飛田 前提として、性被害は交通事故と同じで誰でも遭遇する危険性があります。「男の子だから」「まだ3歳だし」なんて考えは甘く、「自分の子どもは大丈夫」だなんて絶対に思わないでほしいです。
加害者に関してもそうで、傍から見ただけでは判別なんてつきません。大人と子どもが閉鎖された環境に置かれた場合、どこにでも危険が潜んでいますし、社会的な立場が高い人や見た目が弱々しい人が加害者になるケースもあります。
――性被害を受けて心身ともにダメージを負うと、子どもにはどんな異変が現れるのでしょうか?
飛田 子どもが性被害に遭っているかどうかを判別する際の基準があり、「自己肯定感が急激に下がってうつ症状が出る」「徘徊する」「家出する」などが典型的です。加えて、「性化行動」に走る子どもも多くいます。
――「性化行動」というと?
飛田 個人差がありますが、幼い子どもだと「動物の出産シーンの動画を何度も見る」「人前でパンツを脱いでお尻を見せる」などがよく聞かれます。もう少し成長すると、「急に親戚のおじさんの膝の上に座ってイチャイチャし始めた」「パパ活を始めた」という女子もいました。ゆくゆくは、AVにハマったり、自身を痛めつける性行為をしたりする子も見られます。
――そうした異変に気づいた保護者が、子どもを連れてつなっぐのような専門機関を訪れるのですか?
飛田 そうですね。保護者が「何かおかしい」と察して子どもを連れてくる、あるいは児童相談所などから私たちに声がかかって、子どもと対面するのが入口になります。