日本で唯一の“シャーク(サメ)ジャーナリスト”沼口さん。5月に出した初の著作『ほぼ命がけサメ図鑑』(講談社)が売れに売れている。

サメの骨やグッズに囲まれて幸せ~

「映画『ジョーズ』の印象が強烈なため、“サメ=怖い、人を襲う”と思われがちですがそれは誤解です。世界には500種程度のサメが生息しており、性格も各種違います」

 沼口さんは東海大学・大学院でサメを研究。IT関連の仕事を辞めて、日夜サメを追いかける人生を選んだ。著書は「サメとは何か?」に始まり、日本の主要なサメ22種の面白い生態その他を紹介する。国内外で一緒に泳いでみたり、食べてみたりと、体当たり編も興味深い。

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 ちなみに三内丸山遺跡からは美味しいサメの骨が発掘されているから、縄文人はサメの味を知っていた。現在、日本一のサメ肉消費量を誇るのは新潟県上越市だという。

 沼口さんのフェイスブックには、1000人を超えるサメファンが集まり交流している。

「近くは9月、千葉で子供も参加できるサメイベントの協力を行う他、毎年東京でのサメ大クリスマス会には全国のサメ好きが結集します。私の本が関心を呼んでいるのは嬉しい事。これからもサメ達をよろシャークお願いします!」

 
沼口さんは、東海大学海洋学部・同大学院でサメについて学んだ後、IT関連の仕事に就いた。その間、“サメ絶ち”したが、「やっぱりサメのことを思い切り追いかける人生を送ろう」と決心して、シャークジャーナリストの道を選んだ(東海大学サメ研究室にて)。
「サメの純粋な目が好き」という沼口さん。幻のサメと言われる「メガマウスザメ」と一緒に(千葉県の波左間漁港にて)。
東京コミュニケーションアート専門学校の講師を務め、学生たちにサメのことを教えるほか、全国各地でのサメに関するイベントや、フェイスブック、ブログなどSNSを通じて、サメ好きな仲間たちを鋭意増殖中。
「サメは危険、サメは人を襲う魚」という偏見や誤解を解きたい、というのが沼口さんの活動の大きな原動力。子供たちにサメに親しんでもらうため、親子で参加できるサメのイベントも積極的に行っている。
2018年9月23(日)・24日(月・振替休日)の両日、東京コミュニケーションアート専門学校学生さんがサメのイベントを開催。沼口さんも協力しています。詳しくはこちら
 

INFORMATION

『ほぼ命がけサメ図鑑』
シャークジャーナリストとしての初めての著作。執筆と編集に6年も費やした渾身の一冊。2018年5月の発売と同時に、2か月で5刷達成!

アメーバブログ「シャークジャーナリスト沼口麻子のほぼサメ生活」
https://ameblo.jp/sharkjournalist2017/

シャークジャーナリスト沼口麻子の今日もサメ三昧!
https://www.facebook.com/samezanmai/