周辺の話から、パイプは「11日午前6時半以降にせり上がってきた可能性」があります。
なぜ、このような事態になったのでしょうか?
午後2時過ぎに会見を開いた大阪市建設局の担当者によると、現場では浸水対策として、大雨の時に一時的に雨水をためる下水道管を設置する工事を実施。
その際に、土砂の流入を防ぐための縦穴のパイプ(下水道のトンネルを縦につなぐ“縦坑”と言われるもの)を設置したところ、それが地上に出てきたということです。
地上にせり上がった原因については…、
大阪市建設局担当者:
あまり事例がないので、今のところ不明ということになります。
一方現場では、消防によってパイプを再び地中に戻す作業が行われました。
まず、パイプの側面に穴を空け、続いてホースを使って中に注水。
水の重みでパイプを地中に戻すという狙いです。
定点カメラで見てみると、少しずつパイプが下がっているのが確認できました。
午後8時半ごろには人の背丈ほどの高さにまで下がり、パイプの上に設置されていた器具のようなものも外されました。
朝方まで続いていたという復旧作業。
12日朝、あらためて現場を訪れると、約1.5mを残したところまで埋められていました。
工事関係者の話によると、まずこの後、周辺の地質調査を行い、まだ出ている部分については埋めるのではなく(今のところ)切断をするとのこと。
また、周囲の人に話を聞くと、今のところ「水が地面から出てくる」といった影響はなく、水道やトイレも普通に使えるということです。
専門家に聞く可能性「軽くなったから浮いた」
原因は「調査中」とのことですが、考えられる可能性は?専門家に聞きました。
地盤システム研究所・近久博志氏:
(パイプの中には)水が張っていたんですね。周りは地下水があるのでバランスが取れているんですね。で、最後まで達したということでコンクリートで(パイプの下部に)ふたをしたと。
次は下の雨水管とをつなぐ補強工事をしないといけないのですが、中の水を抜いて作業できるようにしようとしたときに、バランスを取っていた(中の)泥水がなくなったんですね。そうするとフッと軽くなったから、そのまま浮き上がったという可能性。







