興味の幅が広いだけでなく、かける時間も若い世代は長い。「MBの時間(性器の刺激時間)」という質問で20分以上の時間をかける人は、10代が22.5%(※10代の「20分~30分未満」「30分~1時間未満」「1時間以上」の合計)でトップだ。オカズ探しを含めた「MBの全体時間」で見ても、10代は4割以上(41.0%)、20代や30代でも約3割以上の人が20分以上の時間を使っている。

「TENGA性白書’26」をもとに編集部作成

 Z世代やミレニアル世代と呼ばれる彼らは、さまざまな経験を経てより気持ちいいMBを求め、乳首、アナルといったちょっとアブノーマルな刺激や、時間をかけたMBを求め始める「探求の世代」と言えるようだ。

Z世代は音…? 世代ごとの回答で垣間見えるMBの変化

「普段使用するオカズ」という項目に注目してみたい 。この質問で一番多い回答は、「アダルトビデオ(無料)」で、筆者の予想通りだったが、世代ごとの回答を見ると、面白い発見ができる 。

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 30代以降の世代は7割以上が「アダルトビデオ(無料)」をオカズとして使用しているのに対して10代、20代は6割ほどと若干低い 。代わりに、アダルト漫画、アダルトゲームといった二次元作品が高くなっている 。なかでも、注目したいのが、「音や音声(エロボイスなど)」という項目だ 。全体では6.0%ほどだが、10代の12.5%、20代の11.8%が、普段使用するオカズだと回答している 。

「TENGA性白書’26」をもとに編集部作成

 筆者の勤めているアダルトグッズメーカーでも、5年ほど前から、アダルト音声を収録したDVDや音声ダウンロードコンテンツをリリースしている。ASMRという耳元で囁いているかのような収録方法で制作しており、まるで声の主が近くにいるかのような臨場感を味わえる。いやらしい声を耳元で聴きMBをする耳オナは確かに流行り始めている。

©CarteBlanche/イメージマート

 これからは、聴くオカズ、それも、耳元にいるかのような臨場感あるオカズが主流になって、裸を観るMBは時代遅れになるのかもしれない。

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