山本由伸に“球数制限”があった
2番手の隅田知一郎投手が2ランを打たれて1点差。さらに6回、4番手の伊藤大海投手(日本ハム)が逆転3ランを被弾、5番手の種市篤暉投手(ロッテ)もミスがらみで失点した。そうしてベネズエラに屈する結果となってしまった。
敗因は継投の失敗だったが、その背後にあった1つの誤算も見逃せない。
連覇への最大の壁と言われていた準々決勝。それだけに井端弘和監督以下の首脳陣は、この戦いを焦点に準備をして、継投策を練ってきたのは確かだった。
先発の山本由伸投手(ロサンゼルス・ドジャース)は、かなり早い段階から決まっていた。実は山本の大会参戦が決まった時点で所属するドジャースが、メジャー開幕を睨んで台湾戦とこの準々決勝での先発を指定してきていたのだ。もちろん日本側にとっても、この2試合に先発することは自然の流れで異存はない。ただ、先発タイプの投手をリリーフで注ぎ込むこともあり「イニングの途中で代えるというのも、次にいく投手に負担がかかる。ある程度、60球くらいをめどに最初からプランを立てていた。4回くらいがいっぱいかなと判断しました」(井端監督)と投手構成から交代機の難しさがあったのも事実だった。
その中で井端監督が、この準々決勝への“秘策”として練ってきたのが、メジャー2枚看板の山本と菊池のダブル投入だったのである。
《この続きでは、井端監督ら首脳陣が開幕前に固めていた決勝までのローテーション、そしてその構想が崩れた理由、今大会で続いたアクシデントについて報じている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる》

【WBC特別リポート】山本由伸は「最初から60球くらいのプラン」だった…ベネズエラ戦前に崩れた幻の“継投プラン”《井端監督が明かした投手起用の真意》
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