2024年に放送され、大きな話題となった伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』のスピンオフドラマ『山田轟法律事務所』が3月20日に放送される。本作は、『虎に翼』でブレイクを果たし、いま最も注目を集める女優のひとりとなった土居志央梨が主演を務めることでも期待が寄せられている。
スーツの似合う“男装の麗人”でブレイク
寅子(伊藤沙莉)と同じ明律大学の女子部で学び、切磋琢磨した山田よね(土居志央梨)。よねは上野にある「カフェー燈台」で男装のボーイとして働いていたが、新聞で女子部設立の記事を見て、「舐め腐った奴らを叩きのめす力が欲しい」と猛勉強して明律大学に入学、寅子と出会う。明るく楽天的な寅子と何事にもシビアな視線を向けているよねは、たびたび衝突し、連絡を取らない時期もあったが互いに認めあっていた。
「女性」であることが金を稼ぐための道具になっていること、女性を軽く扱う人たちがいることに憤りを感じていたよねは、スーツのような服装を好んで着ていた。このクールな“男装の麗人”役は、土居志央梨の名を一躍世に知らしめた。
土居は、3歳の時にクラシック・バレエを習い始め、高校卒業まで15年間にわたりバレエに熱中した。バレエ団の本公演にも数多く出演するなど実力を認められていたが、「このままバレエでプロになると決意したら、バレエ以外の人生を知らずに終わるのではないか」(※1)と考え、俳優コースのある大学へと進学。入学後まもなく頭角をあらわし、主に舞台や映画で活躍することが増えていった。
よね役で知名度が上がったこともあり、土居にクールなイメージを持つ人も多いかも知れない。実際、『虎に翼』出演後にレギュラー出演した『無能の鷹』(テレビ朝日系)では、IT企業で働くオレンジ髪のエンジニア・鵙尾弓を演じた。「アホか」が口癖でツッコミ気質だったよねとは異なり、すぐに「だる……」と言って気だるい雰囲気を醸し出す鵙尾は、タイプは違えど仕事のできるカッコいいキャラクターだった。
