「戦争はゲームではない」日本のキャラクターが反応
現時点でいいね20万以上が付いたこのポストに対し、日本のゆるキャラ「ちぃたん☆」の公式アカウントがリプライしている。プロレス・リングのコーナーロープに毅然と立つちぃたんの写真に英語で「愛する人間たちよ、もっと思慮深く、愛に満ちてほしい。戦争はゲームではない」と書いたポストを行い、いいね7.2万を得ている。
「MAGAを離れる」団体を設立
トランプとホワイトハウスはイラン戦争への反発を抑え、賛同者を増やすために常軌を逸した動画を量産しているが、MAGAは減り続けているとみていいだろう。
元MAGAだった人物が苦渋の果てにMAGAをやめ、同様にMAGAであることに苦しんでいる人たちを支える団体「Leaving MAGA」(MAGAを離れる)を設立している。
設立者のリッチ・ロジスは、自分が住むフロリダ州の知事ロン・デサンティス(共和党)が反ワクチン派であったことや、2021年1月6日の米国議会議事堂襲撃事件によりMAGAから距離を置くようになったと言う。
ロジスは2025年11月に、そうした経緯を記した記事をSalon.comに寄稿している。ロジスはMAGAを単なるトランプ支持者とは捉えておらず、MAGAとは「自分が見られていない、声が届いていないと感じている人々に、承認と正当性を与える文化」だとしている。
「MAGAをやめること=孤独に陥ること」という恐怖
MAGAの中には先にも挙げた、トランプと政権による様々な問題――関税、移民政策、エプスタイン・ファイルなど――によって、MAGAであり続けることを疑問視する人たちがおり、イラン戦争が始まった今はさらに増えている。しかし彼らはMAGAコミュニティから離れ、孤独に陥ることを恐れている。ロジスはリベラルに、そうした人々を迎え入れる度量があるだろうかと問いかけている。
答えは簡単ではない。反MAGAにも異なる人々がいる。ロジスは、特にオンライン上でリベラルがMAGAを「無学」「田舎者」とあざ笑う風潮を憂えている。リベラルはそうした「上から目線」の見下しをやめるべきだろう。
他方、移民、人種民族マイノリティ、性的マイノリティ、障害を持つ人など、あらゆるマイノリティをトランプとMAGAは嘲笑し、排斥した。排斥された経験を持つリベラルにとって、MAGAを受け入れることは容易ではない。特にICEが移民を暴力的に拘束し、国外追放する動画を繰り返し見たあとでは、ICEに歓声を送っていたMAGAと折り合いが付けられるとは到底思えない。
しかし、「Leaving MAGA」のサイトに掲載されている、多くの元MAGAであった人たちの手記――生い立ち、MAGAとなった理由、MAGAを抜けた理由――を読むと、歩み寄りの余地はあるように思える。

