最終的な死亡者数は⋯
結局、この火災で118人が死亡、81人が重軽傷を負った。これはいまなお、戦後最悪のビル火災と位置づけられている。
火災後の検証で、出火原因は3階の配電工事関係者のたばこの不始末ではないかとされたが、それを証明することはできなかった。
そもそもスプリンクラーが未設置であったり、防火シャッターが自動作動しないなど、ビルの安全管理に大きな問題があったことから、千日デパート関係者2人、および「プレイタウン」経営者2人の合計4人が業務上過失致死傷罪で起訴された。
一審では全員が無罪となったものの、二審では有罪(4人のうち1人は公判中に死去)。
1990年(平成2年)11月29日、最高裁は3人の被告に執行猶予付き有罪判決を言い渡した。この火災を契機に、古い建築物の防火対策に注目が集まり、建築基準法および消防法が改正されるきっかけともなっている。
なお、火災を起こした千日デパートはその後閉鎖され、取り壊される予定であったが、再興を願う専門店街が保存を求め、新たな訴訟を起こしている。その間、焼けたビルは長らくは廃墟のまま放置され、「命を落とした者たちの幽霊が出る」などといった都市伝説がささやかれるなど、かつてとは違う意味で大阪の名物となった。
2001年(平成13年)からは同地にビックカメラが店舗を構えている。
