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「お金じゃない。ちゃんと誠意を見せなさい」
そんな思いで迎えた判決。福岡高裁の松田典浩裁判長は一審判決を変更し、元少年の母親の監督義務違反を認め、元少年と連帯して約5400万円を支払うよう命じた。
判決理由では元少年の母親が「身元の引き受けを拒否することが元少年の精神状態を不安定にし、暴力を誘発するおそれがあると懸念していた」と指摘。さらに「仮退院前後に指導監督を怠らなければ、元少年が衝動に駆られて事件に及ぶことも防止することができた」などとしている。
判決後の会見で弥里さんの母親はこれまでを振り返り「本当に苦しかった」と語った。
「本当に嬉しかったです。私たちが言っていることが正しかった。改めてそう思った。弥里の命を軽く扱われたような気がして、本当に苦しかった。元少年の母親には、お金じゃないけど、ちゃんと誠意を見せなさいと言いたい。自分が今までやってきたこと、私の娘は帰って来ないから。帰って来ないですよね、いくら裁判勝ったって、お金をもらったって」
(テレビ西日本)




