スクールカウンセラーにまつわるお金の話

 お金の話もしておきましょう。スクールカウンセラーは時給制であることが多く、1時間5000円前後が平均です。たとえば、C中学校が1日7時間勤務、年間38回ということであれば、7時間×38回×5000円=133万円になり、それがC中学校に勤務することで生じる年間賃金になります(交通費は別に支給されます)。年度当初から賃金が明らかになっているという点では、「年俸制」がイメージとしては近いかもしれません。

 また、経験年数で時給に差をつけている(たとえば、1年目は3500円、2年目は4200円、3年目以降は5000円など)都道府県もありますが、経験年数に関係なく一律「時給5000円」と設定している都道府県が多い印象です。ですから、ルーキーであろうが、15年目のベテラン選手であろうが「同じ年俸」ということが生じ得るわけです。この辺は、新任の人にとっては、プレッシャーを感じるところかもしれません。

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 お金と関連することですが、夏休み中は子どもが登校していないので、教員対象の研修を行う場合などを除いて、スクールカウンセラーは基本的に休みになります。ですから、夏休み中(8月)は勤務回数が減ることになり、次月(9月)の収入が減ります。場合によってはほぼゼロのときもあるでしょう。ちょっと「家計のやりくりが必要になる」のもスクールカウンセラーという働き方の特徴かもしれません。私は家計のやりくりが下手くそなので(お金を使っちゃうんですね)、毎月1万円ずつ貯金しておき、9月の収入がなくなるときにお金を下ろして対応しています。就く仕事によって生活にオリジナルな工夫を入れ込むのは、スクールカウンセラーに限らず大切でしょうね。