きょう4月8日、俳優の沢尻エリカが40歳の誕生日を迎えた。今年2月には7年ぶりとなる出演映画が公開するなど、今一度、俳優としての存在感を高めている。
批判を浴びた「別に」騒動、結婚・離婚、休業を経て、2012年の主演映画が大きな話題に。“完全復活”したかに見えたが、その後……。(全2回の2回目/初めから読む)
◆◆◆
「私の20年間を全てこの役にぶつけようと」復帰→大河の予定が…
沢尻エリカは2012年に映画『ヘルタースケルター』などで俳優業を再開してからというもの、映画やドラマにコンスタントに出演した。2014年に8年ぶりに地上波の連続ドラマで主演を務めた『ファースト・クラス』(フジテレビ系)は、時間帯を変えながら第1期、第2期と放送された(第2期のタイトルには「・」は入らない)。同作ではファッション雑誌の編集部を舞台に、女性同士がマウンティングを繰り広げるなかでのし上がっていく主人公・ちなみを演じ、視聴者の共感を集める。
2019年には『ヘルタースケルター』監督の蜷川実花と再び組み、小栗旬主演の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で作家・太宰治の愛人の一人を演じた。この年には、翌2020年のNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』で戦国武将・織田信長に嫁ぐ帰蝶(濃姫)の役に起用され、撮影に入っている。当時のインタビューでは、《私がNHKのドラマに出る日が来るとは思わなかった。だから、大河の記者発表では、ちょっと泣きそうでした。(中略)共演者もスタッフもセットも全て素晴らしい。だから私の気合も半端じゃなくて、私の20年間[引用者注:芸能界デビューからの年数]を全てこの役にぶつけようと思っています》と意気込みを見せていた(『Numero TOKYO』2019年10月号)。
「いつでも薬物を止められると思っていたが、気がつけば…」
だが、順調そのものだった状況が、この直後、突如として暗転する。2019年11月、沢尻は違法薬物を所持していた疑いで逮捕されたのだ。すでにその10年前に所属事務所を解雇されて数年が経ったころから、マスコミでは薬物疑惑が取り沙汰されていた。翌2020年に行われた裁判で彼女は、「いつでも薬物を止められると思っていたが、気がつけば薬物を制するより、制される状態になっていた」と、薬物依存に陥っていたことを認める。判決では懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡された。

