エイプリルフールをきっかけに『Cream』の副編集長に
――2022年からはグラビア雑誌『Cream』の副編集長も務めていますね。
西永 もともと18歳ぐらいからレギュラーで出させてもらっていて、一度エイプリルフールに「『Cream』の編集長になりました」ってSNSに投稿したら、結構信じられてしまって。他の現場でもスタッフさんに「ついに編集長になったんだね」って言われるくらい(笑)。
――それがきっかけで副編集長に。
西永 思った以上に信じられたので、編集長に「本当にやるのはどうですか? 副編集長とかで」と打診してみたんです。ちょうど雑誌の30周年記念なども重なって、「じゃあ本当にやってみようか」ということになりました。
――編集的な作業をしているわけですか。
西永 最初は編集部も一日警察署長みたいなものだと考えていたと思うんですけど、結構ガチでやっています。『Cream』の付録にDVDがあるんですけど、そのメイキング映像は現場で私が全部撮って、編集もしています。
――撮影まで。
西永 はい。女の子の気持ちが分かるので、なるべくその子が好きそうな角度から撮ってあげるようにしています。あとは誌面の色校を見たり、キャスティングに関わったり、発売イベントにも立ち会ったりしています。
30歳でグラビア活動から卒業を決めたワケ
――今回、30歳でグラビア活動からの卒業を発表されましたが、いつ頃から考えていたのですか?
西永 28歳あたりから何となく思っていました。30歳の節目に50本目のDVDを出す目標がずっとあって、それも叶ったので。
――きりの良いところで。
西永 そうですね。それに、自分でやめられるうちにやめたほうがかっこいいかなって。仕事がなくなって落ちていくよりは、「まだ行けるでしょ」って言われている中で、自分自身で引退の時期を決めたほうがいいなと思いました。
――周りから引き留められたのでは。
西永 DVDメーカーの方たちからは、「どうせカムバックするんでしょ」「みんな3年ぐらいで戻ってくるから待ってるよ」「熟女で待ってるね」とか言われました(笑)。でも、「それは愛かな」って。50本目を30歳までに間に合わせるために、皆さんがスケジュールをねじ込んで協力してくれましたし。
今のところグラビアに戻る考えはないですけど、「年に100日以上はDVDの撮影をしてきたんだなあ」としみじみすることがあって。そういう日々がなくなるのは寂しいですね。
――ファンは大丈夫そうでした?
西永 意外と悲しんでくれました。ずっとやり続ける人だと思われていたみたいで。でも、これで芸能界を引退するわけではないので、「全然会えるよ」と伝えています。最後のDVDイベントにも100人以上の方が来てくれて、嬉しかったですね。
――TO(トップオタク)の方はどんな反応を?
西永 元気でした。芸能界引退だったらへこんでいたと思うけど、「別に会えるよね」って。

