本年2月21日、急性心不全でなくなった俳優の大杉漣さん(1951~2018)の未発表ノート6冊が自宅から見つかった。若き日の大杉さんが劇団転形劇場に在籍中の、1975年7月から79年冬までの4年半にかけて、日々の暮らしや心情を克明に綴った直筆のノートだ。資料を整理するなかで妻・弘美さんも初めて読んで衝撃を受けた、そのノートの内容とは?

24歳のころの大杉漣さん