自分の健康状態を勘案して、自分がいつまで働けるか、いつくらいから介護が必要になり、どんなサービスを受けることになりそうかを自分なりに想定しておくべきでしょう。
それに合わせて、まずしっかり考えなければならないのがお金の使い方、割り振り方です。
自分の死から逆算して、お金をどうやりくりするかを考えることが重要です。終活を見すえたマネープランを立てる。健康の問題と同じく、お金の問題でも余計な感情を挟まず、淡々とやるだけです。
まずはあなたの持っている資産がどこにどれだけあるのか? 預貯金や株式、投資信託、金などの金融資産と、不動産などを含めた総資産のリストをつくりましょう。
同時にどのような保険に入っているか、生命保険、火災保険など保険の種別、保険金の額などがわかるようにリスト化しておきます。こうして資産の棚卸し、見える化をしておくと、自分の資産状況について意外に把握できていなかったと気づくことがあります。
資産をリスト化すると同時に、仕事や年金による収入の額をしっかり把握しておきましょう。自分の資産、お金がどれくらいあって、どれくらい使えるのかは、1年に1回確認するくらいで十分です。毎年の確定申告の際にするのが一番いいと思います。
エクセルが使えるなら、項目を書き出して毎年の数字を書き込んでいく。一度つくれば、あとは毎年入れていくだけで立派な資産表になります。
介護施設のメリット・デメリット
しかし、介護に際して具体的にどんなサービスが受けられるか、想像できないという人が多いかもしれません。大きく分けると、体が動く自立したシニア向けの施設には、公的施設としてケアハウス(軽費老人ホーム)があり、民間施設としてはサービス付き高齢者向け住宅、シニア向け分譲マンション、健康型有料老人ホームがあります。
一方、要介護者向けの施設としては、公的施設として特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護医療院などがあり、民間施設として介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなどがあります。