――焼酎からウォッカに。アルコール度数がどんどん上がりますね(笑)。
佐藤 もともと2007年に日本ダービーを勝った牝馬ウオッカにちなんで、日本ダービーの週にはウォッカを飲むことを習慣にしていたんです。
それでバーの方にウォッカを飲む人だなと認識されるようになり、福岡に住んでた時は行きつけのバーに私専用のウォッカボトルを置いてもらえるようになりました。
――そこも競馬が絡むんですね。徹底している。酔っ払いはするんですか?
佐藤 酔う時は酔うんですけど、粗相はせずです。ちゃんと家に帰りますし、二日酔いでも意地でも会社に行っています。
女子アナの固定観念を覆すYouTubeチャンネルが生まれたワケ
――2023年12月にYouTubeチャンネル「佐藤アナの大酒記」が立ち上がります。酒にギャンブルにという佐藤さんを体現したようなチャンネルですが、どういった流れで立ち上がったんですか。
佐藤 テレビ局でもこの時代、地上波だけでは難しく、ネット配信とのハイブリッドでいきたいという思いがあったんです。それでアナウンサーを使って、YouTubeチャンネルを作ろうという話になったときに、TNCの後輩の制作の2人が「佐藤さんの好きな、お酒とギャンブルのYouTubeを作りたい」と提案してくれたんです。
ただTNCとしては、扱う題材がお酒とギャンブルなので、その内容に果たして会社の予算を出していいのかと悩んだみたいなんです。それで半年間待った後に、やっとゴーサインが出ました。
――なるほど。ただ一番最初の動画から特大ジョッキで計3リットルのビールを飲むなど、かなり凄い内容になってます。
佐藤 最初から飛ばしてました。「佐藤さんのテレビとは違う素の部分を出してほしい」と言われていたんです。私としてもどの程度まで出していいのかなと考えていたんですが、実際に始まったら普通に楽しんでました(笑)。
――佐藤さんの動画はいわゆる女子アナウンサーのイメージを崩しているのが面白いです。実際、最初の動画から「女子アナ、女子アナってくくるんじゃねーよ」と言ってました。
佐藤 みなさん、女子アナは清楚で……というイメージが強いじゃないですか。実際に私は入社した時から「お酒が好きで、競馬もします。野球も見ます」とずっと公言していました。
それでも入社してから女子アナのイメージとちょっとかけ離れていたこともあり「女子アナだったらカフェに行けよ」とスタッフに言われたこともあります。それに対して「私は赤ちょうちんが好きなんです」と言って自分を貫いていたんです。
YouTubeを見た方の中には「女子アナにああいうことをさせていいのか」と思った方もいらっしゃったと思います。でもあくまで地上波は地上波、YouTubeはYouTube。そこはきちんと分けて仕事をしていたという自負はありますし、むしろ地上波モードとYouTubeモードでの変化が楽しかったです。

