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伊沢は覚醒剤所持や女性患者への暴行などの容疑で逮捕され、23年には懲役2年4カ月の実刑判決を受け、遂に服役。だが……。
「昨年出所すると、自身が所有する歌舞伎町のビルの一室でクリニックを再開し、業界で話題になっていた。予約不要で夜間や土日も受診できるので、若い女性を中心に患者は来ていたようだ」(都内の医療関係者)
なぜ野放しにされていたのか?
問題はなぜ、伊沢のような“モンスター医師”が、逮捕されてもなお開業できるのかということだ。
事件を起こした医師は、厚労省の医道審議会で処分が決まる。だが、本人の弁明などを含め、手続きには時間がかかり、決定までに数年〜5年以上ということもザラだ。
伊沢もこれまでに少なくとも「医業停止」を2回受けているが、実刑となった前回の事件については、まだ医道審議会の処分が出る前。「事実上、野放し状態だった」(同前)。
取り調べに対して、黙秘を貫いているという伊沢。クリニックのHPにある「患者さんが安心して受診できる場所を目指しています」との記述が虚しく響く。


