「デビューから10カ月ぐらいで謹慎生活ですから。謹慎女子高生です」
――いわゆる「四文字事件」ですね。
松本 私も子どもながらに「言っちゃいけない言葉」ではないかと思ったんですけど、「話題になるんだったら」とか「爪痕を残したい」という一心で、大きな声で堂々とはっきりと3回も連呼したんですよ。そうしたら取り押さえられて、スタジオから連れ出され、国立の寮に帰されてしまった。翌日から謹慎生活です。
――ではデビューしてから1年未満で謹慎に?
松本 デビューから10カ月ぐらいで謹慎生活ですから、謹慎までが早い! 謹慎女子高生です。翌日には新聞に「新人アイドル歌手、生放送で不適切な言葉を発言」と出ちゃいました。しかも芸能欄じゃなくて社会面。決まっていたスケジュール、アイドル番組も翌日から全部真っ白になっちゃって「やっちまった」と……。
のちに鶴光師匠とお会いしたときには「まさか本当に言うとは思わなかった」と謝ってくれましたし、今となっては笑って話せるエピソードになってますけど、当時はもう本当に大ショックでした。「挽回できるのだろうか」とか「私の将来はどうなっちゃうんだろう」と。
――幸いなことに、番組自体はネット局なしの関東ローカルでした。地元でご両親は観ていなかったのでは?
松本 ところがですね、系列局の西日本放送に行って、サブコン(副調整室)で特別に観させてもらっていたんですよ!
――ご両親が目撃していた?
松本 目撃していたんです。あまりのショックで椅子から転げ落ちたそうです。
――ご両親にはどのように報告を?
松本 「故郷に錦を飾るまでは帰らないぞ」という思いで田舎から出てきてますから、もう連絡するのが辛くて辛くて。事務所やマネージャーから怒られ叱られ、「もう荷物をまとめて田舎に帰るしかないんだ」と思いながら、事件の翌日に泣きながら電話しました。それでまず「余計なことを言ってしまって、新聞にまで載っちゃって、たいへんな騒ぎになっちゃった」と言いました。
――どんな反応だったんでしょう……?

