〈情報提供のお願い〉
〈小学5年生が行方不明となっています〉
京都府のほぼ中央に位置する南丹市園部町。人口約1万5000人の小さな町のあちこちに貼られたチラシには、少年の顔と着ていた洋服の写真と共に、赤字でこう記されていた。この4月から小学6年生になった少年は、一体どこに消えてしまったのか――。
南丹市立園部小学校に通う安達結希くん(11)が行方不明になったのは、3月23日のことだ。
社会部記者が解説する。
「京都府警や学校関係者の説明によれば、結希くんは23日の朝、在校生として卒業式に出席するため父が運転する車で自宅を出発。約9キロ離れた小学校に向かい、学校のグラウンドに隣接した学童保育施設の駐車場で、午前8時頃に車を降りたとされています」
そこからの足取りがまったく掴めなくなったというのだ。学童施設から小学校までは150メートルほど。その間を結希くんが歩いている姿は、防犯カメラに映っておらず、今のところ目撃者も誰1人としていない。
「午前8時半、朝の健康観察で担任の先生が結希くんの欠席を把握しましたが、保護者に伝えたのは下校時間の午前11時50分頃。学校側は『翌24日にアプリ上で欠席届が出ていたため、保護者が1日間違えて登録したと思い、連絡が遅くなった』と説明し、謝罪しています」(同前)
泣きながら「なんとか助けて」
ある同級生の保護者はこう明かす。
「担任の先生が『あれ、結希くん来ないなぁ。休みは明日なのに』と言っていたそうです。2日後から春休みに入るので『(結希くんの)荷物どうしようか』と子どもたちの間でも話題になっていたと聞きました」
その後、学校から連絡を受けた結希くんの父親が正午頃に110番通報。この日の午後から警察が一斉に捜索を開始した。
地域住民が言う。
「まだ行方不明のことが報道されていない24日の午前、私服のお巡りさんが来て、この辺りにある焼却炉の中を覗き込んだりしていたんです。話を聞いたら『実は11歳の男の子が行方不明になっている』って。防犯カメラがないか聞かれたけど、うちの家はつけてなかったから……」
結希くんは携帯電話やGPS機器を持っておらず、捜索は難航を極めた。
《この続きでは、行方不明となった少年の両親や家族構成など事件の背景を「リュックの謎と台湾新婚旅行『家でゴタゴタありまして…』『泣きながら“なんとか助けて”』」と題して詳しく報じている。記事全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月9日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》
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