悪役がこの上なくハマる北村一輝、プライベートでは…
『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で妙演したお色気ムンムンの画家、『猫侍』(BSフジほか)でコミカルに好演した貧乏浪人、『わたしの宝物』(フジテレビ系)で肩の力を抜いて飄々と演じた喫茶店のマスターなど、幅広い役柄をこなす北村。その中でも妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わせる彼は、悪役がこの上なくハマる。
特にNetflixシリーズ『地面師たち』で演じたチンピラ風情の詐欺師役は、「これ、ルイヴィトン!」という台詞とともに強烈な印象を残した。他にも様々なタイプの悪役を演じてきた北村だが、プライベートでは“いい人”として知られる。2024年には、お笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢が焼き鳥屋で北村と遭遇、気さくに会話してくれただけでなく、お会計もさりげなく済ませてくれていたことを自身のXに投稿し、大きな話題に。
また2014年に『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で「もしも失礼な子供がいたらどうする?」というドッキリを仕掛けられた際には、失礼な言動を繰り返す子供に対して寛大な態度で接していた。そんな北村はインタビューで「『あの人と一緒にいると、心地いいよね』と思われる人でありたいし、自分もそういう人と一緒にいたい」と語っている(※2)。徹底した役づくりに裏付けされた演技力と、誰に対しても心地のいいコミュニケーションを心がける人間力。それこそが、長年芸能界で活躍している理由なのだろう。
2月27日に公開された映画『木挽町のあだ討ち』では、物語の鍵を握る作兵衛を演じた北村。その鮮やかで奥行きある芝居には絶賛の声が相次いでおり、来年の「第50回日本アカデミー賞」で優秀助演男優賞にノミネートされるのではと早くも予想されている。それだけに信右衛門の早期退場は惜しまれるが、彼が残してくれた名言を胸に主人公たちの行く末を見守りたい。
参照
※1 https://www.steranet.jp/articles/112711
※2 https://ananweb.jp/categories/people/84775

