「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さんが、2018年に急性覚醒剤中毒で死亡した事件。殺人罪などに問われた元妻の須藤早貴被告(30)が一審に続き無罪となった大阪高裁の判決を不服とし、大阪高検は4月6日、最高裁に上告した。元妻の関与を直接的に裏付けるものはなく、高裁は3月に無罪を言い渡していた。

須藤早貴被告

「致死量を超える覚醒剤を気づかれずにどう飲ませたのかなど、具体的立証ができていない。二審で新証拠も出ず、判決は予想されていたが、あれだけ騒ぎになった事件だけに警察・検察には汚点。上告して判決確定を引き延ばすしかないのが現状だ」(司法担当記者)

「私、女に嫌われるタイプの人間って自覚してるから…」

 上告が報じられた当日、大きな波紋を呼んだのが、「須藤早貴(紀州のドンファンの嫁)」名義の元妻のXアカウントのポストだ。

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 まずは〈検察官に上告されました。草〉と、宣戦布告のような短い呟きから始まった。そして、〈何時間もイスに紐で縛り付けられ、「あんたが殺したんでしょ」みたいなの和歌山弁で怒鳴り散らされ、机を蹴られるという、令和とは思えない取り調べ方法〉と暴露。和歌山カレー事件は冤罪とされていると言って、取調官にキレられたことも明かす。

 そうかと思えば、〈私、女に嫌われるタイプの人間って自覚してるから一審の裁判員裁判で、裁判長が女性、裁判員6人中4人が女性って分かった瞬間詰んだと思ったんですよね〉と、自虐ネタも披露した。

 彼女のもとには逮捕による勾留直後から本などの差し入れが相次いだといい、300通を超える全国からの手紙の写真も公開された。

 別の男性から現金を騙し取ったとして懲役3年6カ月の実刑判決を受けたが、〈独房3年半生活の楽しみでした〉と振り返っている。