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31歳で乳がんに
小林アナ 芸人を目指す決心が固まったときには、有名なお笑いスクールの生徒募集は締め切られていました。そこで、「ヒューマンアカデミー」のお笑い芸人養成講座に通い始めました。最初はネタの作り方も分からず、探り探りでしたね。講師の方からキツくダメ出しされることもあり、落ち込むこともありました。
コンビを組み、約1年後に講座主催の公開オーディションでサンミュージックに声をかけていただきました。その際、「君たちは多分解散するから、ピン芸人としてきてほしい」と言われ……。悩みましたが、相方と話し合って、ピン芸人として所属することになりました。
――アナウンサーからお笑い芸人になったことで、戸惑いはありましたか?
小林アナ それが、アナウンサー時代から先輩後輩の上下関係を経験していましたし、あまりギャップを感じなかったんです。バラエティ番組に出演した経験があったことも大きかったと思います。
ただ、芸人として本当に開き直ったのは、31歳で乳がんになった時でした。何事に対しても大きく構えられるようになり、「お笑いでスベっても死なないじゃん」と思えるようになったんです。
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31歳のときに突然、告知された「乳がん」。医師から「全摘出」を勧められた彼女は──。
